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プロジェクトの概要 |
AAUとは京都議定書において規定されている京都クレジットのひとつであり付属書T国(主に先進国)に割り当てられる排出枠を指します。当該プロジェクトは元来湿度が高く豊かな森林国家であるニュージーランド政府において、牧畜産業が拡大した結果、森林が牧草地となってしまっている現状に対して、永久的な森林吸収源を確保するためのニュージーランド政府による温暖化対策・森林保全の制度から創出されたAAUです。当該プロジェクトへ参加した1990年1月1日から植林された森林の所有者に対し、2008年1月1日から吸収されたCO2量に対応するAAUがニュージーランド政府より発行されます。ニュージーランド国内にて実施されている排出量取引制度(NZ-ETS)に参加している森林の所有者とは違い、政府との契約に基づき、伐採は限定的にのみ認められ、またスキームからの脱退も限定されており、永久的な森林吸収源を作るための政府の取り組みです。
当該プロジェクトではニュージーランド固有の鳥、昆虫、は虫類の生息地となる自然の生態系が幾つも存在し、古い森林と再生された森林が混在する747 haがクレジット発行される対象の土地となっています。また約100年間、一定以上の伐採は行われないよう管理されます。 |
事業内容の詳細 |
Permanent Forest Sink Initiative(英語)
http://www.maf.govt.nz/forestry/funding-programmes/permanent-forest-sink-initiative.aspx |
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