クリスマスの風物詩となっているクリスマスツリー。その起源は、北欧に住んでいた古代ゲルマン民族が冬至の祭飾ったモミの木にあります。彼らは、寒い冬にも緑を保つモミの木に永遠の命への祈りを託したのだそうです。後に降誕祭にも使われ、クリスマスツリーとして飾られるようになりました。欧米の国々では、ひと月も前からツリーを用意し、家族みんなで飾り付けを楽しみます。時には届いたクリスマスカードも飾り、ツリーの下にプレゼントを置いて待つのです。家族が互いに想い合い、幸せを願いながらクリスマスを待つ日々は、心がつながるあたたかな時間です。
リースは元々冠として使われてきましたが、
人々はその丸い輪の形に「永遠」や「幸福」をイメージし、
クリスマスに飾るようになりました。
リースには魔除けの力があるとされる常緑樹、モミの枝が使われ、
豊作を願ってリンゴや松かさなどをデコレーション。
欧米では古くから魔除けや神様への捧げものとして玄関に飾られてきました。
クリスマスの数週間前から、リースを燭台に、ろうそくを週に一本ずつ飾る
「アドベントリース」を飾る事もあります。今年は家族で幸福の訪れを願いながら、
リースを作ったり飾り付けをしてクリスマスまでの日々を過ごしてみませんか?
お世話になった方へ、一年の感謝の気持ちを込めて贈るお歳暮ですから
ふさわしいお花を贈りたいものですね。「これからも長いお付き合いを」と言う気持ちを込めて贈るなら、たくさんの花を咲かせるランや、春まで楽しめるシクラメン等の花鉢がおすすめです。
来る年への祈りを込めて、明るい色の花を選びましょう。贈る時期は、11月末頃から12月中旬までに。日比谷花壇の店頭やオンラインショッピングでランやシクラメンの花鉢をご用意しております。
お正月は、その一年の豊穣をもたらすという歳神(としがみ)様を福とともにお迎えするためにおめでたい花材を選びたいもの。常緑樹の松をはじめ、竹、稲穂、千両、万両、難を転ずる南天などの演技ものと言われる植物のほか、いち早く春を告げる香り高い梅、菊やラン、水仙等も好んで使われます。家族が集う年の初めに、慶賀の花を飾り、一年の福を祈りましょう。