HIBIYA-KADAN 日比谷花壇

日比谷花壇 代表取締役社長 宮島浩彰からのメッセージ

日比谷花壇 代表取締役社長 宮島浩彰

お客様の人生に寄り添うために、フラワービジネスの「枠」を超えていく。

【代表取締役社長 宮島浩彰から皆様へのメッセージ】
「花」は感動を伝え、人の心と心を結びつけることができる商品です。日比谷花壇のスタッフは、そんなステキな商品を取り扱える喜びと誇りに満ち溢れ、お客様がご要望されるニーズやシーンに感動という彩りを添えることを最高の使命に抱いています。いわば、お客様へ感動をお届けする演出家であり、その気持ちを片時も忘れないように努力しています。たとえ、作業スペースでのクリエイティブワークであっても、常にお客様の眼前でお客様と会話を交わしながらフラワーアレンジメントやウエディングブーケを作っているかのように、演出家として精魂こめて作品一つ一つを丹念に作り上げる。これが、日比谷花壇のクオリティの本質部分であり、今後も、どんなに社が発展しようが、事業形態が変化しようが、決して忘れてはいけないところだと思っています。

そして、フラワーアレンジメントなどの作品には、「スタイル」がなければならないと思っています。お客様がご要望されるニーズにはいろいろな「スタイル」があります。ギフトスタイル、パーティスタイル、ライフスタイル・・・。これらのスタイルに、プロのクリエイターとして対応し、アレンジメントスタイルやデコレートスタイルをコミュニケートしながら、お客様がイメージされたものにデザイナーとしてのエッセンスを加えた商品をどんどんご提案し、常に新鮮な感覚をお客様へ演出していきたいと思います。

更に、店舗業態につきましてもお客様のライフスタイルに即して2つの商品群ブランドのポートフォリオへと再構築し、ブランド毎にコンセプトが際立った店舗づくりによって、お客様がご自身のスタイルに合わせた商品とサービスをお選び易くすると同時に、ショップでのお買い物がワクワク・ドキドキと楽しくなるような取り組みを進めております。

「基本品質の向上」と「お客様へNOと言わないサービス」を本質的なポリシー 日比谷花壇は、今後も「基本品質の向上」と「お客様へNOと言わないサービス」を本質的なポリシーとして磨き続けます。その上で50余年の伝統に胡坐することなく、社として常に時代の先端を目指す先鋭的な感覚を磨きつつ、所属するデザイナーと管理者個々が、それぞれクリエイター、起業家として自己研鑽に邁進し、お客様のご要望に応えられる新商品、新サービスを司る事業を次々に生み出せる企業と企業文化であり続けたいと思っています。花業界は、その流通システムなどにおいて近代化に立ち遅れた部分があることは事実です。しかし、その中にあっても「常に一流の顧客志向企業たれ」が、日比谷花壇の理念であり、全スタッフの活動の根底にあるべきことがらなのです。

以上を企業理念として活動の根本に定めた上で、一方で優れた企業としての事業再構築を目指し、幾多の成長戦略の具現化を目指して分社化とグループ連結による付加価値経営に邁進しています。特に、事業の成長力と収益力の維持拡大については、「長く、コンスタントに、幾重にも稼げるビジネスモデル」を有機的に組み合わせ、継続的な成長に伴って収益力が拡大する事業戦略を標榜し、分社経営による権限委譲によるスピーディーな事業展開とを組み合わせ、競合他社の変革スピードと業界以外企業の参入スピードを上回る戦略執行をしていきたいと思います。

日比谷花壇 代表取締役社長 宮島浩彰 キーワードは、全社一元型顧客エクイティ戦略とITソリューションマーケティング戦略。顧客資産を有益に生かし、ITを活用したソリューションでお客様との接点を強化しつつ、バックヤードのオペレーティングシステムを刷新し、お客様の半歩先行くニーズを満たす商品・サービス・業態を意思決定型で市場に投入していくマーケティング活動に重点を置いた戦略です。

日比谷花壇は、いつでも、どこでも、いつまでも、どこまでも、お客様と「とも」にあり続けたい。
厳しい時代に打ち勝つ競争力を纏い、お客様への卓越したご提案力に磨きをかける。
そんな企業として発展してまいります。