HIBIYA-KADAN 日比谷花壇

No.4 華紋

No.4 華紋
Theme:「花曇り」
桜とスイートピー。
透明感のある2つのピンクと、マットな色の重なりによって表現されたのは、薄墨を引いたかのような「花曇り」の空でした。
造形は2重構造。ステムを見せ、逆さに配したスイートピーの花束の上にガラス板を敷き、その上に花びらを浮かべた水盤と、もう一つの花束が置かれています。
啓翁桜の花弁が水にたゆたう様子は、まるで川辺の桜並木を逍遥しているかのよう。見る者をたおやかな日本の春へと誘います。
角田 紗弥子 Sayako Tsunoda
角田 紗弥子 Sayako Tsunoda
フラワーコーディネーター
美術大学で空間デザインを学ぶかたわら、色彩学の習熟を目的にフローリストの世界へ。日比谷花壇入社後はホテル店にてウエディングやバンケットの装花を担当。スタイリッシュでモダンなデザインを得意としています。
-使用花材-
スイートピー、バラ、啓翁桜

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