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心に響くコーディネート 新しい気づきや未来へのきっかけづくりをお手伝いしていきた

日比谷花壇店長/フラワーコーディネーターMiyuki Sumikawa 澄川みゆき

ホテルオークラ神戸のロビー装飾、フラワーレッスン講師や ウエディングのトータルコーディネートを担当する澄川みゆき。住宅メーカーやモデルルームのインテリアコーディネート、バンケットルームのリノベーションなど、花とともに空間を大切にしたトータルコーディネートを得意とし、幅広い分野で活躍している。 そんな澄川の根底に流れているのは、茶道・華道によって培われた日本文化の美意識。これに海外のトップフローリストから異文化の美意識を学び、独自の世界観やスタイルを作り上げてきた。ひとつひとつの花の「表情」を見極め、モダンでありながら有機的な花の美を感じさせるデザインを得意としている。

“思いと思いが重なりあって

澄川の心に残る、あるレッスン。それは、目の見えない方の「できることなら一度フラワーアレンジメントを制作してみたい」という思いと、 目の見えない方にもお花を楽しんでいただきたいという思いが互いに引き寄せ合い実現したフラワーレッスンだった。澄川は、そこで30人もの目の不自由な方々へレッスンを行う講師を担当することに。その夢をかなえてあげたい…自分自身が目をつぶってアレンジメントを作ってみたりしながら準備をしたものの、最後にひとつ問題があった。それは目が見えない方にとって『完成していることがわからない』こと。そこで素敵なアレンジメントができたこと、かわいらしくて個性的に仕上がっていることをひとつひとつ言葉で伝えたところ、部屋に飾りたい、人にプレゼントしたいなど、花を楽しむ新たな気持ちを聞くことができた。一生懸命に説明に耳を傾け、サポートを受けながらも頑張って作る姿や、楽しそうに笑顔になられている姿がそこにあった。

“お客様の気持ちに寄り添って”

レッスンを終え、受講された方に「かわいい お花をありがとう」と言われた時、お互いに思わず涙が溢れたそう。お客様の気持ちに寄り添って頑張ればできないことは何もない…これが澄川の原点となっている。
年に数回、海外に出ては自分の中にある美意識と照らし合わせてみる。アイスランドでは、木が全くない広大な大地一面に生えたコケがあまりに素晴らしく、心をうたれたそう。素直な好奇心と行動力が、他では得られない貴重な体験につながり、それが独自の世界観を持つフラワーデザインに活かされている。しかしデザインや技術を磨きながらも、こだわりたい部分はやはりお客様の心に響くフラワーコーディネートという。それは、お客様が希望される演出を実現するだけでなく、お客様の新しい気づきや何かのきっかけをお手伝いできるような、気持ちに寄り添っていくコーディネート。演出した後のお客様の未来にまで意識を向けて、一人ひとりのお客様との出会いを日々大切にしている。

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